ヒメフウロ

学名:Geranium robertianum  

ヒメフウロ(姫風露)[別名:シオヤキソウ(塩焼草)] フウロソウ科フウロソウ属

日本の自生地は、本州・四国の、石灰岩質の山地で二年草。海外ではアジア・ヨーロッパ・北アメリカなどの北半球の温帯域に広く分布する。

丈は20-40cm。葉は対生し、深く3-5裂する。葉と茎がせん毛に覆われていて、茎と葉の端が赤みを帯びる。葉脇から伸びた枝の先に花を1-2個付ける。花径は2cm程。
花期は4-8月。

※ 日本では、特定の地域に生育する希少植物。薬草としてヨーロッパから導入されたハーブ・ロバートが野生化したと推定される。
 別名のシオヤキソウは塩を焼いた時のような臭いがあるため。


主写真撮影日:2013-04-12   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO