ウラシマソウ

学名:Arisaema urashima  

ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科テンナンショウ属

北海道・本州・四国・九州の、林下などに生育する雌雄異株の多年草。

丈は40-50cm、葉は1-2枚で小葉は11-17枚の鳥足状複葉。花は偽茎の先端に付くが、葉より丈は低く、褐色の仏炎苞に包まれた肉穂花序で、肉穂の紐状の付属体が長く外へ伸びて垂れる。
花期は4-5月。

※ 名は紐状の付属体を浦島太郎の釣り糸に見立てたもの。
 比較的小型の個体では雄株、成長して大型の個体になると雌株になる。


主写真撮影日:2012-04-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 古淵鵜野森公園
撮影者:MOMO