クサノオウ

学名:Chelidonium majus var. asiaticum  

クサノオウ(瘡の王、草の黄、草の王) ケシ科クサノオウ属

北海道・本州・四国・九州の、道端・草地・石垣などに生育する越年草。

丈は30-80cm。全体が柔らかく粉白色を帯びる。茎を切ると黄色の乳液が出る。葉は互生、羽状複葉で小葉はさらに深く切れ込み、先は丸い。葉の裏と茎には縮れた白い毛がある。花は茎葉の反対側に長い柄を出し、その先に数個付く。花は径2-2.5cmで、黄色の花弁が4枚。
花期は4-7月。
果実は蒴果で、長さ3-4cmの曲がった棒状。

※ 多種にわたる有毒アルカロイド成分を含む毒草。


主写真撮影日:2012-06-03   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO