学名:Iris pseudacorus
キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科アヤメ属西アジアから欧州原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、湿地や水辺に繁殖して野生化している多年草。
花茎の高さは60-100cm。大きな株をつくる。葉は長さ0.5-1mで太い中脈が目立つ。花茎は上部で分枝し、鮮黄色のアヤメ科独特の花を咲かせる。1日花だが、次々に咲く。
花期は4-6月。
果実は断面が3稜状の長楕円形で、長さ4-7.5cm、成熟すると3裂し、銅褐色で扁平な種子が落ち水に浮く。
※ 繁殖力が強いため、要注意外来植物に指定されている。
明治中期頃から栽培されたものが、半野生化。
主写真撮影日:2013-04-25 撮影地:東京都町田市 忠生公園
撮影者:MOMO