オッタチカタバミ

学名:Oxalis dillenii  

オッタチカタバミ(おっ立ち片喰) カタバミ科カタバミ属

北米原産の帰化植物で、本州・九州北部・小笠原諸島の道端・庭・畑などに生育する多年草。

丈は10-50cm。地上茎はすべて地中を横走する根茎から立ち上がる。茎葉は1箇所から2個ずつ出ることが多く、葉が多数、密集して付くように見える。全体に白い毛が多く、托葉は極く小さく目立たない。花冠は径1cm程で、長い花柄の先に数個すつ付く。花柄に上向きの伏毛が密生する。
花期は4-10月。
花後に果柄が下向する。果実は蒴果で、長さ12-20mm。

※ カタバミと比し、茎や葉の色が薄く黄緑色で果実は角ばる。果実期に果柄が目立って下を向く。
 似たものに、タチカタバミ、エゾタチカタバミがある。


主写真撮影日:2013-05-09   撮影地:神奈川県相模原市緑区 津久井湖城山公園
撮影者:MOMO