イモカタバミ

学名:Oxalis articulata  

イモカタバミ(芋片喰)[別名:フシネハナカタバミ] カタバミ科カタバミ属

南アメリカ原産の帰化植物で、関東地方以西の本州の、野原や草地、道端、荒地などに生育する多年草。江戸末期に導入の観賞用が野生化。

丈は約30cm。芋状の塊茎があり、小芋ができて増える。長い柄の先に倒心臓形の3小葉つける葉を数本出す。小葉にはごく短い毛があり、下面に淡黄褐色の小点がある。葉より高い花茎を出し、径1.5cmほどの5弁の紅紫色の花を10-20個付ける。花の中心部は、濃い紫色、葯は黄色。
花期は4-9月。

※ 虫媒花だが、日本では結実しない。


主写真撮影日:2012-04-28   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO