クスダマツメクサ

学名:Trifolium campestre  

クスダマツメクサ(薬玉詰草)[別名:ホップツメクサ] マメ科シャジクソウ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、空地や道端などに生育する1年草。

丈は20-40cm。茎は細くややジグザグ状に伸びてよく分岐する。葉は3枚の楕円形の小葉からなる複葉で、小葉には上部にのみ低い鋸歯がある。葉柄基部に托葉があり、互生する。葉腋に花序を出し、長さ5mmほどの鮮黄色の蝶形花を長さ1-2cmほどの穂状花序に20-60個つける。
花期は6ー8月。
受粉すると花が下を向き、花弁が大きくなる。花弁の脈は凹んで皺になる。果実は豆果、長さ2-3mmの楕円形。種子が1個入る。

※ 名は花序が薬玉のように見えることから。また、ホップツメクサは、受粉後に花弁が大きくなり、ホップの雌花に似ていることから。


主写真撮影日:2013-05-19   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO