セイヨウカラシナ

学名:Brassica juncea  

セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)[別名:カラシナ] アブラナ科アブラナ属

西アジア原産の帰化植物で、各地の荒地や河川敷土手などにに生育する越年草。

丈は0.5-1m。茎は直立し、無毛で白緑色。葉は下部のものは長さ30cmに達し、しばしば羽状に分裂、縁に鋸歯がある。上部のものは全縁で披針形。花はH字形の4弁花で、直径0.8-1.2cm、萼片は開花時には斜上する。
花期は3-4月。
果実は線形で長さ3-6cm。先には6-9mmの嘴がある。

※ 良く似たセイヨウアブラナは、葉の付け根が茎を抱くが、本種の葉柄の基部は茎を抱かない。
食用として栽培されるカラシナの原種、明治以降に野生化。


主写真撮影日:2016-03-28   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO