ハルザキヤマガラシ

学名:Barbarea vulgaris  

ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子) アブラナ科ヤマガラシ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、道端や畑・荒地・亜高山帯の日照の良い草地に生育する越年草。

丈は20-90cm。茎は直立、地際で数株に分かれ、上部でも分岐が多く無毛。根生葉は有柄。根生葉と下部の葉は羽状に裂け、頂裂片は円形~倒卵形で大きい。波状鋸歯がある。葉は互生、中央より上の葉は無柄で基部は耳形になり茎を抱く。葉面は濃緑色、厚く光沢がある。
花は鮮黄色の4弁花で直径6-8mm。雄しべは6個。花柱は長さ約2.5mm、雄しべと同長。萼片背部に角状突起がある。
花期は5-10月。
角果は長さ約5mmの柄があり、長さ2-3cm、嘴は長さ1.8-3mmで幅より大きい。

※ 食用になるが、繁殖力が強く要注意外来生物に指定。


主写真撮影日:2013-05-25   撮影地:群馬県嬬恋村
撮影者:MOMO