ムサシアブミ

学名:Arisaema ringens  

ムサシアブミ(武蔵鐙) サトイモ科テンナンショウ属

関東以西の本州・四国・九州・沖縄の、山林に生育する多年草。

葉の高さは30-60cm。。葉は2枚、小葉は3枚で裏面は白い。葉柄の間から葉よりやや低い花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序を付ける。そのため外からは花序が見えない。偽茎は淡緑色で直立し葉柄より短い。仏炎苞は暗紫色か白緑色で隆起する白い筋がある。筒部は長さ4-7cmで、口辺部は広い耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む。
花期は3-5月。
花の後にできる実は液果の集合果。

※ 名は花の形が馬具の鐙に似るため。武蔵は武蔵の国を指す。


主写真撮影日:2013-04-22   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO