ウワバミソウ

学名:Elatostema umbellatum  

ウワバミソウ(蟒蛇草) イラクサ科ウワバミソウ属

北海道・本州・四国・九州の、山地の湿った斜面に群生する柔らかな多年草。

丈は30-40cm。茎はみずみずしい。葉はゆがんだ長楕円形で長さ5-12cm、縁に荒い鋸歯が片側7-8個あり、先端が尾状に伸びる。両面に粗毛がある。雌雄異株。葉腋に花序をだす。雄花序には短い柄があるが、雌花序にはない。花色は淡緑白色。
花期は4-9月。
秋に茎の節が膨らんでムカゴ(珠芽)状になり、地に落ちて新苗をつくる。

※ 名は、蛇が出そうな所に生える草と言う意味。
 山菜として、おひたしや和え物に用いる。


主写真撮影日:2013-05-02   撮影地:東京都八王子市
撮影者:MOMO