ミヤコグサ

学名:Lotus japonicus  

ミヤコグサ(都草) マメ科ミヤコグサ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、道端・芝地・海岸などに生育する多年草。

茎は地面に伏して広がり、長さ20-40cm。葉は3出複葉で柄があり互生する。小葉は長さ0.6-1.3cmの倒卵形~楕円形。基部に2枚の托葉がある(5小葉の複葉とする見解もある)。葉、葉柄、茎は無毛。萼片は萼筒より長いか同長。葉の脇から花柄を出し、長さ1-1.5cmの黄色の蝶形花を柄の先に1-3個ずつ開く。花序の基部に3個の小さな総苞がある。
花期は4-10月。
果実は豆果、長さ2-3cmの細長い円柱形。

※ 良く似たセイヨウミヤコグサは、花を3-7個付け、萼や葉、茎に毛がある。
名は、京都や奈良といった都に多く見られたことから都草となったという説、漢名の百脈根(ひゃくみゃくこん)から脈根草、さらに転化してミヤコグサとなった説がある。


主写真撮影日:2013-05-06   撮影地:神奈川県葉山町 一色海岸
撮影者:MOMO