ホウチャクソウ

学名:Disporum sessile  

ホウチャクソウ(宝鐸草) イヌサフラン科ホウチャクソウ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、山地や丘陵の林内に生育する多年草。

丈は30-60cm。茎は上部で2分岐する。茎には鱗片葉がつく。葉は長楕円形で長さ5-15cm。花は枝の先に1-3個ついて垂れ下がる。長さ2.5-3cmの花披片6枚は合着せず、筒状に集まって平開しない。白色で先端が少し緑色を帯びる。
花期は4-5月。
実は球形の液果で黒熟する。

※ 全草有毒。
名は寺院の軒飾りの宝鐸に花形が似るため。


主写真撮影日:2012-05-09   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO