トキワマンサク

学名:Loropetalum chinense  

トキワマンサク(常磐万作) マンサク科トキワマンサク属

日本では、静岡県湖西市・三重県伊勢神宮・熊本県荒尾市に自生樹がある、常緑小高木。生垣用に植栽もされる。

高さは10m。直径25cmほどになり、密に分枝して小枝は長く垂れ、若枝は黄褐色の星状毛を密生する。葉は互生し、ややいびつな楕円形または卵状楕円形で、長さ1.5-4cm、両面に星状毛を散生する。当年枝の先に3-8個の無柄の花がつく。花は子房上位で上端は4裂し、花弁は4枚,線形で長さ15-20mm、初めは巻いている。葯隔の長く突出する雄蕊および小型の仮雄蕊と、2本の花柱がある。
花期は4-5月。
果実は、蒴果。


主写真撮影日:2012-05-11   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO