コヌカグサ

学名:Agrostis gigantea  

コヌカグサ(小糠草) イネ科ヌカボ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州・沖縄の、水田の畦・休耕田・畑地・湿った道端や草地などに生育する多年草。

丈は50-100cm。匍匐茎で繁殖し、茎は直立して叢生する。葉は線形でザラザラする。舌は薄い膜質で葉鞘は無毛。各節から3-6本の細い枝を輪生する。茎の先に円錐形で、長さ12-20cmの花序を出し、紫色を帯びる。花序の枝は花後に斜上。小穂は長さ2-3mm、1小花からなる。護頴は苞穎より短い。
花期は5-8月。

※ 名は小穂が小糠のように細かいことによる。


主写真撮影日:2013-05-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO