シロバナマンテマ

学名:Silene gallica var. gallica  

シロバナマンテマ(白花マンテマ) ナデシコ科マンテマ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、荒地や草地など生育する一年草または越年草。

丈は20-50cm。全体に長毛と腺毛が混生する。茎は下部がやや横に這い、よく分岐して上部は直立する。葉は楕円形で、下部のものは頂部の幅の広い箆形となり、全縁でやや波打つ。無柄で対生し両面に毛がある。茎の先に短い穂を出し、径1cmほどの5弁花を1方向に向けてつける。花弁は白色から淡紅色でやや細長い。
花期は5-8月。
果実は蒴果、卵形で3室、先は6裂する。

※ 江戸時代に渡来した観賞用の草花が野生化。


主写真撮影日:2012-05-31   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO