ミヤマエンレイソウ

学名:Trillium tschonoskii  

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)[別名:シロバナエンレイソウ] シュロソウ科エンレイソウ属

北海道・本州・四国・九州の、山林の樹陰に生育する多年草。

丈は20-40cm。葉は葉柄を持たない。葉の形状は丸みを帯びた菱形で、径は10-20cm程度。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、3枚の外花被片と3枚の白い花弁状の内花被片、6本の雄蕊をもつ花を咲かせる。内花被片は外花被片より長く、外花被片の先端が尖る。外花被片は緑色。内花被片は白色で長さ16-27mm。
花期は4-6月。

※ 稀に花被片が紫の株があり、ムラサキエンレイソウと呼ぶ。
 名でミヤマとつくが、エンレイソウより高所にあるわけではない。


主写真撮影日:2013-05-26   撮影地:長野県須坂市 米子渓谷
撮影者:MOMO