キキョウソウ

学名:Triodanis perfoliata  

キキョウソウ(桔梗草)[別名:ダンダンギキョウ] キキョウ科キキョウソウ属

北アメリカ原産の帰化植物で、新潟・福島以西の本州・四国・九州の、道端・芝生・畑地などに生育する一年草。

丈は30-80cm。茎は下部で疎らに分枝し直立し、稜があり、疎らに毛が生える。葉は、長さ1.5cmほどの円形~卵形で基部は浅い心形になり、縁に浅い鋸歯がある。葉腋に1-3個の花が付く。始めは閉鎖花のみが付き、上部に普通の花が付く。花冠は5深裂し紫色で径1.5-2cm、雄蘂は3本、雌蘂の花柱の先は3裂する。
花期は5-7月。
果実は蒴果で、熟すると下部が裂け、種子が散布される。

※ 似たヒナキキョウソウは、多くの蕾を付けるが開花するのは普通最上部の1つのみで,残りは閉鎖花で、花被片の裂片の幅や葉もキキョウソウより細い。


主写真撮影日:2013-05-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO