ツルマンネングサ

学名:Sedum sarmentosum  

ツルマンネングサ(蔓万年草) ベンケイソウ科マンネングサ属

朝鮮、中国原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、都市近郊の石垣や崖地、川原などに生育する多年草。

丈は10-20cm。全体に無毛で多肉質。花を付けない茎は匍匐する。花茎は斜上し、紅色を帯びる。花茎の葉は3個ずつ輪生し、濃黄緑色で、長さ13-25mm、幅3-8mmの菱状狭楕円形で、鋭頭。花序は傘形に広がり、黄色で5弁の花を15-60個つける。萼片は5個で線状披針形。花弁は披針形で長さ8-10mm。雄蘂は10個。葯は長楕円形で橙赤色。雌蘂は5個で離生しほぼ直立する。
花期は5-7月。
通常種子はできない。

※ 似たものにコモチマンネングサ、ヒメレンゲなどがある。


主写真撮影日:2012-05-19   撮影地:神奈川県座間市
撮影者:MOMO