ネジバナ

学名:Spiranthes sinensis var. amoena  

ネジバナ(捩花) [別名:モジズリ] ラン科ネジバナ属

北海道・本州・四国・九州の、日照の良い野原・芝生・土手などに生育する多年草。

丈は15-40cm。葉は長さ5-20cm、幅3-10mmの線状倒披針形で先は尖る。花茎には1-3個の鱗片状の葉がつく。花序は長さ5-15cmで白い毛があり、小さな花を螺旋状付ける。苞は長さ4-8mmの狭卵形で子房に密着する。花は淡紅色、ときに白色で長さ4-6mm。背萼片と側萼片は重なって兜状になる。側萼片は水平に張り出す。唇弁は色が淡く、縁に細かな歯牙があり、内側に短毛状の突起が密生する。
花期は5-8月。

※ 花序の花の巻き方は個体による差が大きく、右巻き左巻きほとんど巻かないものもある。


主写真撮影日:2013-06-15   撮影地:神奈川県大和市
撮影者:MOMO