アレチハナガサ

学名:Verbena brasiliensis  

アレチハナガサ(荒地花笠) クマツヅラ科クマツヅラ属

南アメリカ原産の帰化植物で、宮城県以南の本州・四国・九州の、河川敷や道端に生育する多年草。

丈は1-2m。茎は直立し、断面は四角で、毛はほとんどない。葉は対生し、茎生葉は無柄で広線形、ほぼ半分より上部に鋭鋸歯がある。上部になるにつれて細長くなり鋸歯がなくなる。茎は抱かない。葉には伏毛が散生する。茎頂で盛んに分岐し、長さ2-3cmの穂状花穂を多数付ける。花冠は径3mm、淡青紫色で5裂。
花期は6-9月。
果期には穂が伸びて、長さ1-5cm円柱形になる。果実は4分果。

※ 似たものに、ヤナギハナガサ、ダキバアレチハナガサ、シュッコンバーベナ、ハマクマツヅラなどがある。


主写真撮影日:2013-06-14   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO