学名:Fabaceae  

マメ科

マメ目に属する双子葉植物。
葉が羽状複葉になるものが多い。また「就眠運動(夜になると葉柄や小葉の根元で折れ曲がり葉が閉じること)」をするものもある。オジギソウでは触れただけで同じような運動を起こす。托葉があり、葉と同様に大きくなるもの(エンドウ)、蜜腺になるもの(ヤハズエンドウ)、刺になるもの(ハリエンジュ)などもある。
蔓性のものも多く、茎が巻き付くものと巻きひげを発達させるものがある。草本も木本もあり、大型のな樹木になるものも含まれる。
花は左右対称になる傾向がある。マメ亜科は独特の形を持っており、蝶形花と称する。雌蕊は平らで、熟すると2つに割れ、中に1列におさまる種子を放出するもの(豆果)が多い。
被子植物中、3番目に種の多い科で、全地球的には、研究者により、745属19500種、あるいは650属12000種が存在すると発表されている。