タケニグサ

学名:Macleaya cordata  

タケニグサ(竹似草)[別名:チャンパギク] ケシ科タケニグサ属

本州・四国・九州の、山野の荒地に多い多年草。

丈は1-2m。茎は銀白色になり中空。切断するとアルカロイド系の毒を持つ乳液が出る。葉は茎の下の方では大きく、長さが2-30cmになり、上の方になるにつれて小さくなり、花序のすぐ下では5cm程になる。蕾は白い萼に包まれているが開花すると落ち、花弁の無い花を付ける。雄蘂の花糸が花のように見える。葯は黄色。 
花期は7-8月。
果実は長さ約2.5cmの蒴果。

※ この草と一緒に竹を煮ると柔らかくなるので「竹煮草」の名になったという説や、枯れた時の姿が枯れた「ネザサ」に似ているところから、あるいは茎に中空があるところからなど諸説ある。


主写真撮影日:2012-06-29   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO