ハス

学名:Nelumbo nucifera  

ハス(蓮)[別名:レンゲ、スイフヨウ] ハス科ハス属

インド・イラン・中国などが原産で、池沼や水田で栽培される水生多年草。

丈は30-80cm。根茎は白色で節が多い(蓮根)。葉は盾形で浮き葉と立ち葉があり、扁円形で径は20-50cm。葉には撥水性があり水滴を弾く。茎先に花径10-12cmほどの花を一輪付け、早朝に開花して夕方閉じる。
花期は7-8月。
果実は“ハス状果”で、花床または花托が肥大して、円錐を逆さにしたような形状の果托となり、上部に蜂の巣状に多数の孔が開いており、中には一つずつ堅果が入る。

※ 名は、古名“蜂巣”の略で、果実の入った花床がハチの巣に似ていることによる。
 帰化植物とされるが、古代ハスとして有名な大賀ハスは2000年前の種子を発芽させたもので、古代から日本にも生育していた事実もある。


主写真撮影日:2013-07-18   撮影地:東京都町田市 薬師池公園
撮影者:MOMO