学名:Asteraceae  

キク科

キク目に属する双子葉植物。
最も進化し、最も分化している植物。キク、タンポポの様に小花が沢山集まり、さらにそれが一個の花に見える点が形態上の主な特徴となっている。このような花の形状を頭状花序(略して頭花)と呼ぶ。また、その基部の、萼のように見える部分を総苞片と呼ぶ。頭状花序(頭花)を構成する小花には、筒状花(管状花)と舌状花の二種類がある。ハハコグサは前者のみで花ができており、タンポポは後者のみで構成される。ヒマワリの花では、周囲を舌状花、中央を筒状花が占める。
全地球的には、約950属20000種が存在する。
日本には、約70属360種が自生し、園芸植物や帰化植物も多い。