オオイヌノフグリ

学名:Veronica persica  

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)[別名:テンニンカラクサ、ルリカラクサ] オオバコ科クワガタソウ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、畑地・牧草地・道端などに生育する越年草。

丈は10-20cm。茎は根元で枝分かれして横に広がる。葉は卵円形で1-5cmの柄を持ち、縁に鈍い鋸歯がある。
茎下部では対生、上部は互生する。葉腋から1-2cmの花柄を出し、径7-10mmの花を1個ずつ付ける。
花期は3-6月。
果実はやや扁平なハート形。

※ 花は一日花。
 名は、イヌノフグリに似ていて大きいために付けられた。フグリとは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることから。


主写真撮影日:2013-03-13   撮影地:東京都府中市 野川公園
撮影者:MOMO