タチイヌノフグリ

学名:Veronica arvensis  

タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢) オオバコ科クワガタソウ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、 路傍や畑地などやや乾燥した場所に生育する1-2年草。

丈は10-25cm。茎は下部で枝分かれして直立する。葉は卵円形で鈍い鋸歯があり、下部では対生し、上部では互生する。上部の葉の脇に無柄の青紫色の小さな花をつける。花冠は径4mmほどで先は深く4裂する。雄しべ2個、雌しべ1個。
花期は4-6月。

※ 花は昼間の数時間しか開かない。
 名は、イヌノフグリに似て直立することから。


主写真撮影日:2013-05-26   撮影地:長野県須坂市
撮影者:MOMO