ツタバウンラン

学名:Cymbalaria muralis  

ツタバウンラン(蔦葉海蘭)[別名:ウンランカズラ、シンバラリア] オオバコ科ツタバウンラン属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州で野草花している蔓性の多年草。

蔓の長さは20-80cm。葉は長い柄があり、円形~扁円形で掌状に5-7浅裂。先は微凸形。葉腋から出る長い花柄の先に白色~淡青色で径1cmぐらいの1個の唇形の花を付ける。花の中央は黄色で、上唇は2裂し先端が丸く、下唇は浅く3裂する。花冠の後部は距となって突出する。
花期は4-7月。
果実は蒴果、球形で長い柄で下垂する。

※ 大正初期に、ロックガーデンの園芸植物として導入されたものが野生化。
 ウンランガラクサ(海蘭唐草)とも呼ばれる。


主写真撮影日:2013-04-27   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO