コウリンタンポポ

学名:Hieracium aurantiacum  

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)[別名:エフデギク、エフデタンポポ] キク科ヤナギタンポポ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、市街地でも見られ、道端に生育する多年草。北海道の野原や道端に多数繁殖している。

丈は10-50cm。多年草で、匐枝をだして増える。花茎は直立し、全体に立った剛毛を密生し、上部には星状毛と腺毛が根生する。葉は根元に集まってロゼット状に付き、倒披針形全縁で長い剛毛が生える。燈赤色の頭花は10個内外、先が5つに裂けた舌状花だけからなる。総苞片は質が薄く1列に並び、黒色の長毛が密生し、内側に短い腺毛が混じる。
花期は6-8月。
冠毛は毛状で白い。

※ 明治中期に観賞用として導入されたものが、野生化。


主写真撮影日:2012-06-17   撮影地:長野県富士見町
撮影者:MOMO