マメカミツレ

学名:Cotula australis  

マメカミツレ(豆加密列) キク科タカサゴトキンソウ属

オーストラリア原産の帰化植物で、暖地の道端などに生育する一年草。

高さは5-30cm。茎は細く、下部は地上を這い上部は斜上する。葉は互生し線状に細かく切れこむ。長い軟毛が多い。5-10cmの長い花柄の先に頭状花序が付く。花径は5-8mmで、中心部に緑黄色~黄白色の両性の筒状花が多数並び、花の周辺は雌しべのみの雌性花が並ぶ。頭状花序の周りには総苞片が1列に並ぶ。花の周辺に舌状花がないため開花しても蕾のように見える。
花期は3-12月。
果実は痩果、周囲に並び雌性花の翼のあるもの、中心部にある両性花の翼のない楕円形のものの2種類がある。

※ 名はカモミール(カミツレ)に似ていて小さいことから。


主写真撮影日:2013-05-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO