フランスギク

学名:Leucanthemum vulgale  

フランスギク(仏蘭西菊) キク科フランスギク属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、道端・荒地・草地などに生育する多年草。

丈は30-80cm。茎は基部で分枝し、粗い毛がある。根生葉は長い柄があるが、上部の茎葉は無柄で茎を抱く。葉はヘラ状で鋸歯がある。花は白色で直径5cmほどで総苞は皿形。
花期は5-7月。
果実は痩果、黒色、円柱形で10条の隆起線があり、冠毛は合着して皿状の突起となる。

※ 似たものにマーガレットがあるが、葉が羽状に切れ込む。またフランスギクの英名はマーガレットであるが、日本でマーガレットという場合、モクシュンギクのことを指す。
 寒冷地でも繁殖するため、北海道や本州の国立公園内に繁殖し、駆除活動も行われている。


主写真撮影日:2013-05-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO