ハキダメギク

学名:Galinsoga quadriradiata  

ハキダメギク(掃溜菊) キク科コゴメギク属

北アメリカ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、道端・畑地・庭などに生育する一年草。

丈は10-60cm。茎葉ともに毛が多い。葉は対生し、卵形~卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。上部の枝先に径約5mmの小さな頭花を1個ずつ付ける。頭花は周囲に3裂した白色の舌状花を通常5個付け、内側に黄色の筒状花が多数付く。総苞片と花柄には腺毛がある。
花期は6-11月。
舌状花に筒状花と同様の冠毛がある。痩果には白い鱗片状の冠毛があり、先は細く尖り、縁は毛状に裂ける。

※ 名は牧野富太郎博士が都内の掃き溜めで発見したことによる。


主写真撮影日:2013-06-06   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO