オオアマナ

学名:Ornithogalum umbellatum  

オオアマナ(大甘菜) キジカクシ科[クサスギカズラ科]オオアマナ属

ヨ-ロッパ原産の帰化植物で、明治時代に鑑賞用に栽培したものが野生化した多年草。

丈は10-30㎝。鱗茎は長さ15-25㎜で小球が多い。葉は6-10個つき、長さ約30㎝で線形、葉表に白色の線がある。散房状の総状花序に6-20個の花をつける。花被片は6個あり、外側は緑色で白色の縁取りがある。花被片には筒部がなく開出する。
花期は4-5月。
果実は、蒴果で、等間隔の6本の稜がある。

※ 似た植物にホソバオオアマナがあるが、葉幅はオオアマナの方が狭い。また花序の花数が少ないことが多く、鱗茎に小球はほとんど付かない。


主写真撮影日:2012-04-30   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO