ボタンクサギ

学名:Clerodendrum bungei  

ボタンクサギ(牡丹臭木)[別名:ベニバナクサギ、タマクサギ] シソ科クサギ属

中国南部原産で、観賞用に植栽されたものが暖地で野生化している低木。亜熱帯では常緑、暖帯では落葉。

樹高は1-1.5m。葉は対生し、葉身の長さ8-15cmの広卵形。裏面に腺毛が密生する。枝先に淡紅紫色の小花が集まる半球状の径10cm程の花序を形成する。小花の花冠は高杯形で雄蕊は長く、それぞれの花弁はやや反り返り気味となる。
花期は7-8月。

※ 日本では結実せず、地下茎で増殖する。
 クサギと同様に、枝や葉には独特の臭気があるが、花には、ほのかな芳香がある。


主写真撮影日:2012-07-23   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO