ツルニチニチソウ

学名:Vinca major  

ツルニチニチソウ(蔓日々草)[別名:ツルギキョウ、ビンカ・マジョール] キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、林縁や林床に生育する、蔓性の常緑亜低木。国内各地で、観賞用に栽培されたものが野生化。

丈は30-100cm。株元から地を張って茎が伸びる。葉は対生し、3-4cmで光沢があり、全縁で先がやや尖り、基部のほうが広い。斑入りのものもある。径径3~5㎝の青紫の花を開き,花冠は5つに裂ける。萼片は長さ約9㎜で細く、毛がある。
花期は3-5月。

※ 有毒植物。良く似たヒメツルニチニチソウは、花が若干小型で、萼片は無毛。
 別名にツルギキョウがあるが、キキョウ科に標準和名がツルギキョウの草花があるので要注意。


主写真撮影日:2013-04-05   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO