コマツヨイグサ

学名:Oenothera laciniata  

コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属

北アメリカ原産の帰化植物で、本州・四国・九州の海岸や河原などに生育する多年草。(北海道は稀)

丈は20-60cm。全体に粗毛があり、茎は地面を這うか斜めに立ち、基部からよく分岐する。葉は無柄で互生し、縁は不規則な鋸歯からなるか、または波状に浅~深裂するが、変異が大きい。花は夜間に咲き、径2-4cmの淡黄色の4弁花を葉腋につける。しぼむと赤味を帯びる。花の下に長い萼筒があり、その下に長い子房がある。
花期は6-8月。
果実は蒴果、長さ2-5cm、幅2-4mmの円柱形、先端に4溝がある。

※ 繁殖力旺盛で、要注意外来生物指定。


主写真撮影日:2013-06-22   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO