トキワツユクサ

学名:Tradescantia fluminensis  

トキワツユクサ(常磐露草)[別名:ノハカタカラクサ] ツユクサ科ムラサキツユクサ属

南アメリカ原産で、関東地方以西の本州・四国・九州の、日陰の湿り気のある場所や水辺になどに生育する常緑多年草。

丈は20-50cm。匍匐して広がり茎は赤紫色。葉は互生、2-10cmの卵状楕円形から楕円形で先が尖り、縁は波打つ。茎頂に集散花序を出し、1cm程の白色の3弁花を数個つける。雄蘂6個、雌蘂1個。雄蘂は白色で花糸には毛が密生する。萼は緑色で花弁より短く外面に毛を散生する。
花期は4-7月。
花の後にできる実は蒴果。

※ よく似たオオトキワツユクサは、葉が大きく茎は緑色で、種子はできない(不稔)。
 名は、常緑で葉がツユクサに似るため。
 繁殖力旺盛で、要注意外来生物指定。


主写真撮影日:2013-05-06   撮影地:神奈川県葉山町
撮影者:MOMO