エゾノギシギシ

学名:Rumex obtusifolius  

エゾノギシギシ(蝦夷の羊蹄)[別名:ヒロハギシギシ] タデ科ギシギシ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、道端や荒地に生育する多年草。

丈は50-130cm。茎や葉柄、葉の中脈がしばしば赤みを帯びる。葉は長さ15-30cmの卵状楕円形~長楕円形で基部は心形。裏面の脈状には毛状の突起があり、縁は細かく波打つ。茎の上部に総状花序を多数出し、淡緑色の小さな花を輪生状に付ける。
花期は6-9月。
花のあと内花被片3個は翼状になり、下部のふちに刺状の突起がある。外側に面した内花被片の中央はこぶ状に膨れ、痩果を包む。

※ 要注意外来生物指定。


主写真撮影日:2013-05-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO