フキ

学名:Petasites japonicus  

フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗) キク科フキ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、山野の道端や土手などに生育する多年草。

葉は花の後から出る。長い葉柄があり、その先に腎円形の幅15-30cmの葉をつける。葉柄の長さは60cm程。葉に先立ち花茎を出し、先端に散房状に花をつける。雌雄異株。雄株の花は黄白色、雌株の花は白色。雄株の頭花は筒状花からなり、両性花だが稔らないため機能的には雄花。開花時の草丈は5-10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。
花期は3-5月。
果実は痩果、長さ3.5mmほど、12mmぐらいの白い冠毛がある。

※ フキノトウは花茎。


主写真撮影日:2012-03-25   撮影地:神奈川県大磯町
撮影者:MOMO