コクサギ

学名:Orixa japonica  

コクサギ(小臭木) ミカン科コクサギ属

本州・四国・九州の、山野の林下や、沢沿いに生育する雌雄異株の落葉低木。

樹高は1-5m。分枝が多く、樹皮は灰白色〜灰褐色。葉は、枝の片側に2枚ずつ交互に互生する。葉身は倒卵形で長さ5-13cm、葉の表面は黄緑色で光沢がある。花は前年枝の葉腋に、雌花は長さ1-2cmの枝の先に1個付く。雄花は2.5-5cmの総状花序に10個程付く。花弁は4枚。
花期は4-5月。
果実は3-4個の分果となり、長さ8-10mmの歪んだ楕円形。7-10月に上部が裂開して種子を出す。

※ 群生している場合、花の時期は特有の臭気で分かる。


主写真撮影日:2013-03-20   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO