キクザキイチゲ

学名:Anemone pseudoaltaica  

キクザキイチゲ(菊咲一華)[別名:キクザキイチリンソウ] キンポウゲ科イチリンソウ属

北海道・近畿以北の本州の、山地の林内などに生育する多年草。

丈は10-20cm。根生葉は2回3出複葉で、小葉は羽状に深く裂ける。茎葉は3枚輪生、3出複葉で小葉は羽状に裂ける。茎先端に淡紫色〜白色で、径2.5-3cmの花を1個付ける。花弁は無く、萼片が10-13個あり花弁状。
花期は3-5月。

※ 落葉広葉樹林の若葉が広がる頃に地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラル(春の妖精)の一種。


主写真撮影日:2013-04-04   撮影地:神奈川県箱根町 箱根湿性花園
撮影者:MOMO