スハマソウ

学名:Hepatica nobilis var. japonica f. variegata  

スハマソウ(洲浜草) キンポウゲ科ミスミソウ属

本州の岩手県から神奈川県にかけての太平洋側の、山地の林床、林縁に生育する多年草。

丈は10-15cm。根生葉は長い柄があり3中裂し裂片は全縁で先は丸みを帯びる。葉の先端があまり尖らないことでミスミソウと区別する。茎や葉に長白毛がある。茎先に1個花を付ける。花径は18-23mm。花弁状の萼片は6-10個で線状披針形から超楕円形と変化が多く、色は白、または薄紅色。萼片の裏のは萼片の様な茎葉は広卵形で先が鈍く尖る。
花期は3-4月。

※ 分類学的にはミスミソウの1品種。名は、葉の形が慶事の席に飾る島台の洲浜に似るため。


主写真撮影日:2013-04-04   撮影地:神奈川県箱根町 箱根湿性花園
撮影者:MOMO