カジイチゴ

学名:Rubus trifidus  

カジイチゴ(構苺、梶苺) [別名:エドイチゴ、トウイチゴ] バラ科キイチゴ属

関東地方以西の太平洋側・四国・九州の、海岸から沿海の山地に生育する半常緑低木。

高さは2-3m。株立ちし、良く分枝する。刺は無い。葉は互生し、やや厚く光沢があり、掌状に3-7裂し、縁には二重重鋸歯がある。両面とも葉脈に沿って軟毛がある。花は、冬芽から伸びた枝先に、集散花序が出し、径30-40mmの白い花を上向きに3-5個付ける。
花期は4-5月。
果実は集合果で約1cmの球形で淡黄色から橙黄色に熟す。

※ 甘みがあり食用になる。庭木として植栽もされる。暖地では常緑となる。
 名は葉がカジノキ(梶の木)に似ていることから。


主写真撮影日:2013-04-08   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO