学名：Meehania urticifolia
ラショウモンカズラ(羅生門葛) シソ科ラショウモンカズラ属本州・四国・九州の、山林の中などに生育する多年草。
丈は15-30cm。茎は直立する。花後、地上を這う走出茎を出す。葉は対生し、2-3cmの葉柄があり、三角状心形で、葉の縁は鈍い鋸歯状になる。花茎の上部の葉脇に長さが 4-5cmの唇形の花を2-3個のまとまりになって数段に付ける。包葉は、最下のものは葉とほぼ同じ、上方ほど小さくなる。萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立つ。
花期は4-5月。
果実は4分果になる。
※ 名は、京都の羅生門で切り落とされた鬼女の腕の連想という。
主写真撮影日：2014-05-04 撮影地：東京都八王子市
撮影者：MOMO