スズラン

学名:Convallaria majalis var. manshurica  

スズラン(鈴蘭)[別名:キミカゲソウ] キジカクシ科[クサスギカズラ科]スズラン属

北海道・本州・九州の、山地や高原に生育する多年草。

丈は15-20cm。葉は卵状楕円形で長さ10-18cm、幅3-7cmで、通常2枚が鞘状になって出る。表面は濃い緑色、裏面は粉白色を帯びる。花序は長さ5-10cm、やや疎らに芳香のある、長さ6-8mmの鐘形の花を付ける。花被片は反り返る。
花期は4-6月。
液果は球形で赤熟する。

※ 観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズランで、在来のスズランと比べると大型で、花の香りが強い。また在来のスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。
 有毒植物。
学名は、Convallaria majalis var. keiskeiとされることもある。


主写真撮影日:2012-06-17   撮影地:長野県富士見町 入笠湿原
撮影者:MOMO