スイバ

学名:Rumex acetosa  

スイバ(酸葉) タデ科ギシギシ属

北海道・本州・四国・九州の、野原や道端に生育する多年草。

丈は30-100cm。 雌雄異株。根生葉は長楕円状披針形で長さ約10cm、長い柄がある。葉の基部は矢尻形になる。茎の中程につく葉は柄がなく茎を抱く。茎の先端に小さな花を輪生した花穂をつける。雄花の雄蘂は6個。雌花の雌蘂は赤紫色の糸状になる。花には6個の萼片がある。
花期は5-8月。
雌花では、花後に内側の3個の萼片が広楕円形、全縁の翼状となり、3稜形の痩果を包む。

※ 名は山菜として食べられるが、「酸っぱい葉」を意味する。
スカンポの呼び名もあるが、イタドリを指す場合もある。


主写真撮影日:2012-05-10   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO