ガクアジサイ

学名:Hydrangea macrophylla f.normalis  

ガクアジサイ(額紫陽花) アジサイ科アジサイ属

本州(房総・三浦・伊豆各半島)、四国(足摺岬)、伊豆七島、和歌山県神島などに、原種が生育する、落葉低木。庭木として植えられるため、逸出もある。

樹高は1-2m。幹は株立ち状になり、良く分枝する。葉は対生し、濃緑色で表面に光沢があり、質厚く大きい。縁には鋸歯がある。本年枝の先に散房状集散花序をつける。花序は径12-18cm、縁には萼が大型化した装飾花がある。装飾花の萼は、普通は4枚ある。両性花は中央に多数ある。
花期は6-7月。
果実は朔果で、9月頃に熟す。

※ 名は周囲の装飾花が、両性花を縁取る額縁のように見えるため。


主写真撮影日:2012-06-07   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO