コナスビ

学名:Lysimachia japonica  

コナスビ(小茄子) サクラソウ科オカトラノオ属

北海道・本州・四国・九州の、平地から山地の道端や草地に生育する多年草。

丈は10-30cm。茎に軟毛が生え、地面を這う。葉は対生ときに互生し、長さ5-10mmの葉柄がある。葉身は広卵形で先は短く尖り、基部は円形で、長さ10-25mm、幅7-20mm、葉腋から短い柄を伸ばし、葉陰に隠れるように黄色の花をつける。花冠は黄色で5裂し、径6-7mm。
花期は5-6月。(稀に秋にも開花)
果実は球形の蒴果で、径4-5mm。熟すと5つに割れて、多数の種子を出す。

※ 名は実の形がヘタのある茄子に似るため。


主写真撮影日:2013-05-16   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO