マユミ

学名:Euonymus hamiltonianus  

マユミ(檀、真弓、檀弓) ニシキギ科ニシキギ属

北海道・本州・四国・九州の山地に生育する雌雄異株の落葉低木または小高木。

樹高は3-5m。樹皮は灰白色で老木になると縦に少し裂ける。葉は対生し、長さ5-15cmの楕円形〜倒卵状楕円形で、先は鋭く尖り、細かい鋸歯がある。裏面は淡緑色で、脈が目立つ。本年枝の基部から長い柄のある集散花序をだし、淡緑色の花疎らに付ける。
花期は5-6月。
果実は蒴果で、熟すと4つに割れ、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。

※ 名は、材質が強い上に良くしなる為、古来より弓の材料とされたため。
 雌雄異株と記述されもするが、雌蘂が短い花を付ける個体は、結実し難い傾向があるだけ。


主写真撮影日:2013-04-29   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO