マルミノヤマゴボウ

学名:Phytolacca japonica  

マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡) ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属

関東地方以西の本州・四国・九州の、山地に生育する多年草。

丈は1-1.5m。葉は長楕円形で長さ10-20cm。花は径8mm程で白〜淡紅色、総状に多数付く。花弁がなく、萼が花弁のように見える。雄しべの葯は白色。開花後期になると萼の色が真紅に変わる。
花期は6-9月。
果実はほぼ球形で、心皮は離生せず、分果しない。種子は腎円形、黒色で光沢があり、細い同心円状の線があり、径約3mm。

※ 似た花のヤマゴボウは萼が白色で、雄しべの葯が淡紅色、心皮は8個に離生し果実は分果となる。


主写真撮影日:2014-05-25   撮影地:神奈川県伊勢原市 日向山
撮影者:MOMO